基本的な接着剤の選び方
接着剤の選定というのは思ったより難しいものです。種類が多く更に使用方法や条件が複雑で組み合せが多岐にわたるからです。
目的、用途に合う接着剤を選択するにはその基本的な性状、性質を見極めなければなりません。ここではわかりやすく目的別に基本的な選び方についてご紹介いたします。

硬いものどうしの接着
金属、タイル、陶磁器、ガラス、石材、コンクリート、ブロック、硬質プラスチック、木など硬いものどうしをつけるとき、まず失敗がなく、安心して使えるのがエポキシ系です。家庭内のちょっとした修理で、硬いものどうしを接着したいときは、あれこれ迷わずエポキシ系をおすすめします。
強度が強く、耐水性があり、耐熱性も80℃まで大丈夫です。また、すき間があっても埋めながら接着するので、しっかりつきます。

小さいものをちょっとつけたいときは
ビニール、発砲スチロール、ガラス以外、金属、陶磁器、硬質プラスチック、木、皮革、ゴム、厚紙など、ほとんどのものに使えるので、家庭に1本あると便利なのがゼリー状瞬間接着剤です。ただし力のかかるところ、熱のかかるところには不向きです。

柔らかいものどうしや、柔らかいものと硬いものの接着
皮革、ゴム、布どうしや、これらと他の材質との接着には、合成ゴム系が最適です。硬化後も柔軟性があるので、風合いをそこねません。ただしビニールはビニール用しか使えません。

広い面の場合は
テーブルの天板に化粧合板やデコラを貼るときなど、広い面をピッタリ貼るときは、塗り伸ばしができる合成ゴム系が最適です。押入れの壁などに断熱ボードを貼るなど、手軽に広い面を貼るときは、点づけ、線づけでそのまま貼れるコンクリート用を使うとよいでしょう。

その他
発砲スチロールは、広い面ならばコンクリート用、小さい面ならば発砲スチロール用を、また、エポキシ系も使えます。木工用作業にはやはり木工用が最適です。